坊守のつぶやき

2023.12.12  いつでも会える身に

南天の実が赤く色づいてきました。年の瀬が近づきます。

先週の月曜日、実家の父の一周忌の法要にお参りしてきました。

こちらに嫁いでからは、1年に数回ですが、元気で待っていてくれる父や母の顔を見に行くことが楽しみでした。好きだったお芋のお菓子や、あんパンを持っていくと『こりゃうまいの~』って言いながら喜んで食べてくれていたことを思い出します。そこにもうその姿はありませんが、『よう来たの』と声が聞こえてくるようでした。今までは、年に数回しか会えませんでしたが、今はお芋やあんパンを見るたび、また『なもあみだぶつ』と声に出すたびに父に会える気がします。

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