住職・若院の部屋

2023.03.24  仏婦例会 雑毒の善(ぞうどく)

 仏婦例会にみなさんお参りしてくださいました。 まず、「よろこびの集い」で歌う仏教讃歌3曲を練習しました。みなさん耳慣れてきたので、「大きな声が出てますよ」とほめていただきました。

 「阿弥陀経のこころ」は、親鸞聖人の和讃(阿弥陀経讃)「恒沙塵数(ごうじゃじんじゅ)の如来は 万行の少善きらひつつ 名号不思議の信心を ひとしくひとへにすすめしむ」を手掛かりに、凡夫の善行についての考えました。 仏教では、「雑毒の善」というこばばあり、善を行っても、それを誇ったり、自慢や他を責めたりする心も生み出してしまい、真実の行とはならないと教えます。 この凡夫の善でもって、仏さまになることはできないということです。 『阿弥陀経』の「不可以少善・福徳因縁・得生彼国」の経文を学びました。

 

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