住職・若院の部屋

2023.08.25  仏婦例会 「阿弥陀経のこころ」 善男子・善女人

厳しい暑さが続きますが、みなさんお参りしてくださいました。

仏教讃歌は「Namo Amida Butsu (ナモアミダブツ)」 先月に続いての歌唱でしたので、声もしっかり出てさわやかな歌声となりました。季節の歌は「夕焼け小焼け」 仏の教えをやさしい童謡で表現された歌です。 「阿弥陀経のこころ」は、在家信者の男女を指す善男子・善女人について考えました。コロナの対応が変わり、多くの外国人観光客が来日されていますが、その理由の中に、治安の良さや神社仏閣&日本庭園、そして親切な日本人があげられていることを通して、善男子・善女人と称えられた言葉の意味を味わいました。信仰をもつことの大切さや仏の教えによって自然に育てられていることを自覚しなくてはなりません。また、阿弥陀経の冒頭では、菩薩や仏弟子に対して説法が始まりますが、やがて、善男子・善女人という在家信者、そして最後には「すべての世界の天人や、人々も、阿修羅なども、教えを聞いて喜びに満ちあふれた」と広がっていることを学びました。

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