住職・若院の部屋

2024.03.25  仏婦例会「阿弥陀経のこころ」 諸佛称賛(しょぶつしょうさん)

 花まつり法座を前に「花祭りの歌」、季節の歌は「朧月夜」を歌いました。「花祭りの歌」は七五調、「朧月夜」は脚韻を踏んだ歌詞で、美しい調べの曲でした。(写真:上)

 「阿弥陀経のこころ」は、六方段といわれる「東方、南方、西方、北方、下方、上方、の六方世界の諸佛が阿弥陀経来の功徳を讃嘆する」と説かれた経文の意味を学びました。『仏説無量寿経』の四十八の誓願の第十七願「諸佛称名の願」にも「十方の無量諸佛がわが名をほめたたえる」と説かれていることと重ねて、仏さまの教えが、私の耳に届くためには、諸佛の称賛の声によることが必要であることを示されているのです。このように阿弥陀如来の一つひとつの誓願は、私の救いを成就するために説かれていることを味わいました。また、大谷選手目標シートを参考に、一つひとつの目標を書き、実行していくことで、大リーガーとしての活躍を実現していることを確認しました。  そして、その目標シートが「マンダラシート」と呼ばれる、仏教の教えを基にして考案されたことにビックリしました。(写真:下)

 

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